竹酢は水虫の改善に効果はない!?

足の臭い
足の痒みや臭いが気になり始め、なにやらプツプツと水ぶくれ、皮がめくれてきたなどの症状が気になってきたら、水虫を疑う方が多いと思います。しかし、「さあ、皮膚科に行って水虫の治療をしよう」と言う方は少ないのではないでしょうか。

殆どの場合、近所のドラッグストアやネットショップで購入できる水虫薬の購入を考えるか、副作用の少ない自然の物で治せるよう、手近な民間療法を試みるかだと思います。その民間療法はネットで検索してみると、聞いたことのある方法から、今まで全然聞いたことのない方法まで、さまざまな方法を見ることができます。

その民間療法の一つに、竹酢を用いる治療方法があります。竹酢とは竹炭を作る過程で、焼くときに竹の中の成分が気体となって蒸発し、それを冷やすことによって出来る液体を収集したものです。その効果としては、消毒、消臭、殺菌、防虫効果などがあるとされており、水虫に有効な抗真菌作用もあると言われています。

竹酢は、スキンケアとして入浴剤にすることや、夏にはヤブ蚊などの虫よけ、生ゴミの臭い対策、ムカデなどの忌避剤(虫よけ)として、土壌の消毒にも使用することができます。このように、竹酢はいろいろな目的に使用することができますので、水虫対策に使用してみて途中で使用しなくなった場合でも、他に利用できることはたくさんあり、無駄にならないというメリットがあります。

竹酢を使った水虫治療の方法は、原液をそのままコットンや綿棒などに含ませたり、百円均一の携帯用のスプレーボトルなどに入れて患部に直接塗る(スプレーする)方法、洗面器やバケツなどに、お湯と好みの分量の竹酢を入れて30分ほど足をつける方法、バケツの代わりにビニール袋などを使用する方もいらっしゃいます。このように、さまざまな方法があり、症状や皮膚の強さに合わせ、原液または薄めて調節するなどして、水虫が改善するまで、または改善された後もできるだけ長く治療し続けることが大切です。

皮膚に合わない人は竹酢で肌荒れを起こす

竹酢は、いろいろなメーカーから販売されています。中には、竹の中のタール分が多く混じってしまったものなど、その品質にバラツキがあるようです。竹酢液は、透明度が高く紅茶のような色で、容器に油分のような物が付着していないもの、中には蒸留精製を行ない無色のものもあります。一般的に濃い色の物より、薄い色の方が良いということになります。いずれにしても、信頼出来るメーカーの物を購入することで安心できます。

竹酢液に含まれているフェノール系化合物に、水虫の治療に有効な抗真菌作用があることが知られていますから、積極的に水虫治療に使いたいところですが、上で説明したような、安心できる竹酢を使用しても、中には皮膚に合わず肌荒れを起こす方もいらっしゃいます。皮膚が弱く、竹酢の使用を躊躇してしまう方は、竹酢液配合の石鹸や化粧水など、肌に負担の少ないものを試しに使用して肌の様子を見るのも一つの手かもしれません。また、どのくらいの濃度の竹酢液なら肌荒れを起こさず使用し続けられるのか、見えない部分でパッチテストを行ってから水虫の治療を開始するのが良いでしょう。

ドラッグストアやネットショップで購入できる水虫薬の説明書きに、「表面的に治ったように見えても、白癬菌は隠れていることが多いので、完全に治るまで続けてください。」などと書かれているのを見ることがあると思いますが、病院で治療するにしても、民間療法で治療するにしても同じだと思います。竹酢が皮膚に合わない方は、他の治療方法を探した方が良いのですが、竹酢で水虫治療をすると決めたら、消臭、殺菌力のある竹酢で足のケアをすることを習慣にし、「手洗い・うがい」と同じような生活習慣にして長く続けることが一番の治療だと感じます。